飲食店はコロナ禍で客が蒸発してしまったかのような様相だが、特に来客数の戻りが悪いのは都心一等地の高級店舗だ。
一等地の高層ビルの店舗だと外国人の利用も多く、単価は高くなる。接待利用も多い。その分、控えられてしまう。逆に郊外の焼き鳥屋や回転寿司は賑わっている。回転寿司の土日の混雑をみるとどこが「三密」なのか疑問に思えるほどだ。。
さて、その特に来客数の戻りが悪い都心一等地の高給店舗の方だが、「コレド室町」(中央区日本橋室町)、「愛宕グリーンヒルズ」(港区愛宕二丁目)などに出店する高級レストラン「XEX」を運営する「ワイズテーブル コーポレーション」(2798。東証2部。東京都港区)は8月14日、第22期第一四半期(3~5月)決算を発表。そして「継続疑義注記」記載となった。
XEXは4~5月、ほぼ全店休業。再開後も外人客、団体客が戻らず売上高は前年同期比で実に76%減だ。