6月25日、一転、2019年7月の参院選を巡る河井夫婦の公選法違反(買収)事件で、前法相・河井克行容疑者から2回に渡り計150万円を受け取っていたことを認めた広島県三原市の天満祥典市長(73)――(冒頭写真=「毎日」6月26日)。
この額は現金を受け取った地元政治家40名のなかで、元県会議長の奥原信也県議の200万円に次ぐ高額だ。
天満市長は23日の市議会本会議でも現金を受領していないと明言していたが、一転25日には受領を認めた。とはいえ、なお「買収の認識もなく、現金も使わず、預かっていただけだ」と主張した。
それでも、本日にも市長を辞職するようだが、実はこの往生際の悪さの背景には、今進めている三原駅前再開発(横右写真=駅前が空き地になっていた)には利権に関する闇があり、それが天満市長が辞職することで明らかになったら大変だという焦りもあってのこととの見方もある。