アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>ご注意『この男、詐欺師につき』(3)

北野武監督の映画「その男、凶暴につき」ではないが、また行方をくらました悪質極まりない詐欺師が出現、今後も新たな被害者が出る可能性が高いので、私的指名手配をすることにした。
何しろ、正真正銘の詐欺師はともかく口が達者。
紳士然として、一見正当と思える理屈を述べる上、詐欺容疑での逮捕のハードルは高いからなかなか塀のなかに落ちないと来ている。是非、この冒頭写真(2枚)の男を街中で見かけたら本紙にご一報いただきたい
今回のその詐欺師とは「武内昌夫」。
1956年7月1日生まれの63歳。
複数の被害者によれば、慶応大学卒後、住友信託銀行に就職(米ロス支店にいたことも)。
しかし、問題を起こし10数年で実質、解雇に。
以降、元銀行員だったことを売りにブローカー業を行い、しかしその実態は詐欺師ということだ。
この武内氏、実は本紙では18年5月に一度取り上げたことがある
その際は、あの詐欺師中の詐欺師といってもいい「中村龍道」率いる詐欺会社「ZANN CORPORATION」(本社・米ネバダ州ラスベガス。昨年4月、営業所を鹿児島市下荒田1丁目に移転)の副社長として紹介したが、その事実一つだけで、詐欺師といっていいに十分だろう。
中村氏の方はさすがに悪名が高くなり東京では仕事がやり辛くなり、現在は故郷の鹿児島に戻っているようだ。そしてそれを機会に、武内氏は再び単独で東京で活動している模様だ。

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