多くの市民の抗議の声を無視して昨年末、自民党が強行成立させた特定秘密保護法だが、その施行を前にして、フリーライターの立場からその施行差止めを求める訴訟が提起されようとしている。 本紙編集長・山岡俊介の盟友とも言える寺澤有氏(47)が中心となり、3月28日の提訴を予定している。その原告への参加を広く呼びかけるため、3月15日午後2時より、東京都豊島区の「雑司が谷地域文化創造館」で集会を開くことになった。 フリーライターがいま新たに提訴を行なう理由は、同法が「報道の業務に従事する者の取材行為は・・・正当な業務」としているものの、その「従事者」には記者クラブに所属しないフリーライターは含まれるのかどうか、まったく不透明だからだ。 大手マスコミが追及しない(できない)政治家や警察、自衛隊等への取材は「特定秘密」に触れる「違法な取材」とされ、処罰されることも大いにありうる。だから、本紙・山岡も原告に加わることにした。 15日の集会はライターだけでなく、誰でも参加できる。詳細についてのお問い合わせは、寺澤氏本人にお願いします。 寺澤氏のメールアドレス [email protected]…