今年1月、日本相撲協会の北の湖理事長の側近で、協会顧問であるX氏が、某パチンコメーカーに力士のキャラクタター使用権売却のための“工作資金”として、500万円の現金を受け取っているとされる動画映像がネット上に流れている件は、本紙でも紹介した(冒頭写真=その映像より。現在は削除に)。
本来、直ちにX氏から事情を聞くなど対応すべきだったと思うが、なぜか放置されていた。
ところが、3月6日に大阪で開催された相撲協会の理事会で、この件が一部理事から指摘され、理事会は「危機管理委員会」(委員長=宗像紀夫・元東京地検特捜部長)を開くことを決定。ようやく調査することになったという。