近いカジノ解禁が現実味を帯びるなか、そうなると、以前はわが国においてはそのノウハウを持つ「ユニバーサルエンターテインメント」(JQ。6425。東京都江東区)が大いに潤うとの見方だったが、本紙との訴訟でも指摘した比カジノホテル計画を巡る疑惑などでミソを付けた結果、現在は「セガサミーホールディングス」(東証1部。6460。東京都港区。里見治会長=冒頭写真)優位と見られることは、本紙でも既報の通り。
そんななか、東京・赤坂の某韓国クラブ摘発、そして経営者逮捕(入官難民法違反)という一見何の関係もないと思われる事件につき、実は両者の水面下の攻防と関係あるのではないかとの見方が、一部関係者の間で囁かれている。