アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<拡散希望>後藤健二さんの解放を求める緊急声明

 周知のとおり「イスラム国」による2名の日本人人質事件で、湯川遥菜さんと見られる人物が殺害されたことを示す映像がネット上で公開された。非人道的暴挙というほかない。 いま何よりも求められるのは後藤健二さんの救出である。安倍政権は昨年来、2人の拘束を知りながら、あえて今回、中東歴訪中に「イスラム国」を名指しで非難した。これにより事態を悪化させた可能性もある。それならば一層、責任を持って後藤さんの解放を実現すべきであろう。 今回、日本ビジュアル・ジャーナリスト協会の緊急声明が出されたので、ここに転載する。読者の皆様におかれても、この声明を拡散していただきたい。 —————————————————— ■後藤健二さんの解放を求める緊急声明 私たち日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)は、「IS( イスラム国) による日本人人質事件に対する声明」で2人の解放を呼びかけてきましたが、湯川遥菜さんが殺害された可能性が高いことから、以下、緊急メッセージをイスラム国および日本政府に届けたいと思います。 1月24日にインターネットに投稿された湯川遥菜さんの遺体とみられる写真を持つ後藤健二さんの画像を見て、私たちは悔しさと残念さでいっぱいです。暴力では何も解決しないと声明を通じて訴え続けてきましたが、残念ながらその願いは踏みにじられました。 しかし私たちは、残された後藤健二さんの解放を求めて、引き続き訴え続けます。イスラム国と日本政府が真の交渉を行うことを求めます。公開された画像と音声メッセージによると、イスラム国は日本政府との交渉を呼びかけていますし、日本政府も人命を最優先すると明言しています。両者の非暴力による対話は、十分に可能なのです。 最後になりましたが、湯川遥菜さんが殺害されたことが事実であれば、ご冥福を祈ると同時に、彼の犠牲が最後となることを祈ります。また今も戦渦に直面するすべてのアラブの人たちが、苦難から解放されることを心より願います。 2015年1月25日 日本ビジュアル・ジャーナリスト協会 (JVJA) ※アラビア語版、英語版はこちら。…

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