本紙がウォッチしている、昨年末、NHK紅白出場も果たした歌手「May J.」の楽曲パクリ疑惑――その件で、ついに被害に会ったという音楽事務所「サウンド・フューチャー」(東京都墨田区)の加藤豊社長(冒頭左写真人物)が、レーベルの親会社である「エイベックス・グループ・ホールディングス」(7860。東証1部。代表取締役社長CEO・松浦勝人。東京都港区)などを相手取って東京地裁に提訴していたことがわかった。提訴日は4月13日。
この疑惑は『週刊新潮』も年始早々に報じた。また、その後、エイベックス本社前などでただ1人、ワンボックスカーで街宣活動を行っていた加藤社長に対し、エイベックスや松浦代表個人などは街宣禁止の仮処分を申し立てながら、その後、自ら取り下げるという予想外の展開になっていた。(「訴状」写真などは以下に転載)
訴状などによれば、被告はエイベックスの他、「エイベックス・デジタル」「エイベックス・ミュージック・クリエイティブ」「エイベックス・ミュージック・パブリッシング」の3社。