シティ傘下時代の日興証券が解体されている間に三菱UFJモルガン・スタンレー証券、みずほ証券が規模(株式委託手数料)でも上回って来て、日興証券はSMBC傘下で追い上げ中も現在、野村、大和に次ぐどころか5位に成り下がっている。
今日はそのSMBC日興証券ではなく、規模では躍進しているみずほ証券にスポットを当ててみた。
みずほ証券の主な母体は興銀証券に、旧興銀系だった新日本証券、和光証券、それに旧第一勧銀系のみずほインベスターズ証券の寄り合い所帯だ。
もっとも、みずほFGの一員となり、旧興銀主導の下、証券出身者はこの数年間でかなり追放されたようだ。
この数年でアナリストも大きく変わった。
特に旧和光、旧みずほインベスターズ出身者はほとんどいなくなっている。代わって大手や外資からスカウト、あるいは銀行からの天下り組がアナリスト部門を独占している。旧新日本証券出身者がわずかに残っている程度だろう。他の主要部門も同様。