アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(764)「ハコモノ上場企業の最新情報」

 ハコモノ企業とは、業績は不調ながら、なぜか引受先が現れ度重なる増資で何とか延命。それと同時に真偽不明の買い材料になる得るIRがされ、それと共に株価急騰を繰り返している上場企業をいう。同じく、ゾンビ企業なんて通称名もある。
まずはパチンコ・パチスロ向けコンテンツ仲介「Nuts」(冒頭写真は同社チャート。7612。JQ)。1月29日の新型肺炎に関するIRは場中の発表でタイミングが良かったため、株価は急騰。しかしIR内容をキチンと読むと新型肺炎対策には程通い内容だ。中国から医療ツーリズムとかいってるのに、突然思いついたようなIR。本業が増資とそれを捌くためのIRと思えば、ある意味上手くいったと褒めるべきかも。
お次は「新都ホールディングス」(2776。JQ)。昨年8月~9月に仕掛けた銘柄だが、その時は「SAMURAI&J PARTNERS」(4764。JQ)の株を使って中国グループが仕掛けたようだが、前出のNutsと新都の本尊は同じグループといわれている。そして、いまその本尊が仕掛けているといわれるのが、

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧