アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<記事紹介>「『山田洋行』の内紛を追う(上)ーー山田一族の不動産乱脈投資が背景」(田中みのる。「社会新報」10月24日号)

 今週発売の社民党の機関紙「社会新報」(写真)が、いま、守屋武昌前防衛事務次官も巻き込んだ山田洋行の内紛について興味深いレポートをしている。執筆したのは、同紙編集部のベテラン記者兼編集者の田中氏。
本紙でも、防衛利権で暗躍する秋山直紀氏に関する田中氏の記事を、つい最近、紹介したばかりだ。
ここに来て、多くの報道が出ているなかで本紙があえて同記事を取り上げたのは、本紙のスタンス同様、そもそもの内紛の元は、山田洋行の山田正志オーナー側にあり、また、山田一族の不動産乱脈投資の処理でRCCが大幅な債権放棄をした(この背景に三井住友銀行の陰があるというのが本紙の見解)ことを疑問視するなど、根本的な問題をキチンと提示しているからだ。
さらに興味深いのは、いま、東京地検特捜部が山田洋行の元専務・宮崎元伸氏などをターゲットにしているといわれるが、そもそもこのネタを地検を持ち込んだのは、山田洋行の顧問弁護士(大物ヤメ検)と見る関係者もいると記している部分。(以下に記事を転載)

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