「夢真ホールディングス」(2362。JQ。東京都文京区)の佐藤真吾代表取締役会長兼社長(冒頭写真)といえば、いま本業の建設現場の若年層施行管理技術者派遣が絶好調というわけで、近年、訳ありや業績不振の上場企業の“資金元”になっており、注目されているのは本紙でも1年半ほど前に報じた通り。
その際、バイオ燃料事業の「SOL Holdings」(6636。JQ。東京都品川区)、それに持ち帰り寿司「小僧寿し」(9973。JQ。東京都中央区)を取り上げた。
その後、どちらも筆頭株主になったものの、SOLに関してはちょうど株価が急騰した今年2月中旬、すべての持ち株(5・17%)を売り抜けかなりの売却益を得たはすだ。(横写真はSOLの株価チャート)
一方の小僧寿しに関しては、いま現在も大量保有。そして佐藤代表は小僧寿しの代表取締役会長、夢真HD出身の磯村明彦氏が代表取締役社長を勤めている。
ところが、いま兜町の事情通の間では、早ければ年内にもその持ち株を売却するとの情報が囁かれている。