アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

あの有名プロデューサー兼ビジネスデベロッパーが提訴された判決は痛み分けだったが……

 本紙は昨年4月、NHK「紅白」に出場した中村中(冒頭写真)のアルバムを、「エイベックス」の松浦勝人会長と共にプロデュースしたかと思えば、人気番組だった『マネーの虎』に出演していた某社長を育てるなどビジネスデベロッパー(=儲かりそうな仕事を見つけて来て、事業者と投資家を繋ぐ)としても知られるA氏が提訴された件を報じている
詳細は同記事をご覧いただきたいが、芸能生活30周年の時期、そのA氏に、だから「絶対に儲かる」、「元本保証する」などといわれ、田原俊彦(下写真)のライブ会場におけるグッズ販売に500万円出資させられたが、儲かるどころか、1銭も戻って来ないという原告側の言い分だった(*ただしA氏は後日、所有していたベンツを差し出したので、提訴額はその売却代金25万7000円を差し引いた474万3000円の和解金請求訴訟)。
その判決言い渡しが10月15日にあったことがわかったので報告する。
本紙はこの間、裁判についてはフォローしてなく、知らなかったのだが、実はこの提訴に対しA氏は反訴していた。
 その内容は、500万円を出資した先はU社だから同社を訴えるべきなのに、事実的にも法律的にも存在しないA氏のみを訴え、しかも本訴提訴直後に提訴されたとの内容の記事をジャーナリストに書かせたことは、A氏に対する社会的制裁(嫌がらせ)が主目的で、この本訴は裁判制度の趣旨目的に照らして相当性を欠き不法行為に当たるとして逆に約106万円の損賠賠償請求をしていた。
いうまでもなく、このジャーナリストとは本紙・山岡のこと。
これでは、本紙もK氏と結託して嫌がらせをしたといっているに等しいではないか。
結果は、どちらの請求も棄却された。すなわち痛み分けで、A氏の嫌がらせとの主張も認められなかったわけだから、本紙の名誉のためにも、A氏がデタラメ理由で反訴までしていたこの訴訟結果、報じないわけにはいくまい。

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