アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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“最後の総会屋”=竹之内被告脅迫事件ーー証人尋問で飛び出した今度は500万円について

予定通り、本日午後1時30分から、東京地裁818号法廷で、“最後の総会屋”ともいわれる竹之内昌虎被告の脅迫事件につき、「GFA」(8783。JQ)の元取締役M氏と、不動産会社社長F氏の証人尋問があった。
本紙がこの事件につき注目しているのは、(1)本紙にGFAの取締役(当時)M氏の不正疑惑につき情報提供してくれていた別のM氏が脅迫されたとする事件である(竹之内被告はGFAのF氏を守る立場)、(2)竹之内被告を逮捕したのは、本紙・山岡も「国策捜査」であわよくば逮捕を狙っていたと思われる、「青山メインランド」西原良三社長に対する恐喝事件を手掛けた警視庁組織犯罪対策3課の同じ班であるからだ。
もっとも、開廷するや、証人尋問に先立ち、裁判官は今後の証人尋問予定を聞き、検察・被告側両方が本紙・山岡の証人尋問を申請(尋問予定日は以下に記載)。そのため、他の証人尋問を傍聴することで予断が入ったりしてはいけないということで山岡は退廷を命じられたため傍聴できなかった。
追って、別の傍聴者などに取材し、この証人尋問の詳細については報じるが、そういうわけでその報告が遅くなることをお許し願いたい。
ただし、この日のF氏の証言のなかで、「500万円払った」という本紙としては聞き捨てならない内容があったので、その点についてだけ述べておきたい。
F氏は、GFA元取締役の不正疑惑に関する情報提供者で、竹之内被告に脅迫されたと告訴したM氏のネタ元。本紙・山岡もF氏と2度ほど電話で話したことがある。
そのF氏が、コンサル料名目で、本紙への情報提供者M氏に500万円払ったと証言したのだ。
本紙では前回の被害者(このM氏)証人尋問に関する記事のなかで、GFA取締役M氏が、本紙記事を消せないかとF氏を介して、本紙への情報提供者M氏が問われた際、一言断ればいいものを、情報提供者M氏はわざわざ「以前、他の取材で山岡さんと会って、ボクの知人が記事を書かれて消すなら最低5000万円いるという話になった。その理由は、記事を消すとこのサイト(=本紙アクセスジャーナル)の価値がなくなる。退職金を意味するから」といったと証言。
情報提供者M氏は、そんな金額払うはずないから=断る意味でいったと主張するが、相手側にすればカネを要求されたと思って当然だろう。それも本紙も含めて。
そこに持って来て、今度は500万円を払ったとの証言が。

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