昨年12月中旬、千葉県内のゴルフ場で「産経新聞社」の幹部はプレーしていた。
ところが、驚いたことに真昼間でプレー中というのに飲酒していたらしく酩酊状態。大声を出したり、揚句、グリーン場で寝転ぶなどしていたことから、見かねた後続の組のK氏(赤の他人)が注意した。
すると、この幹部、何と逆上し、K氏に暴言を吐いた上、殴打し、結果、K氏は全治2週間の打撲傷を負ったという。
当然ながら、警察沙汰となり、その幹部は千葉県警市原警察署で事情聴取を受けた。
だが、この幹部、罪に問われなかったどころか、この事件後の産経新聞社の人事異動を見るとまったく処分を受けていない。
いったい、どういうことなのか?
この傷害事件があったゴルフ場は「浜野ゴルフクラブ」。
1984年12月開場。設計は海外のゴルフ場も手掛けた第一人者の井上誠一氏。当初は接待用コースとしての高級志向が話題になったものだ。
経営していた大手ゴルフ場経営会社「日東興業」が倒産したものの、会員有志による更正計画案が可決、終結(06年10月)し、片山晋呉が優勝した17年9月の「ISPSハンダマッチプレー選手権」、また今年5月も女子プロツアー第9戦「パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント」の舞台になるなど名門ゴルフ場として知られる。