まさに「事実は小説より奇なり」といっていい、事件の臭いプンプンの案件が浮上している。
現在、あるゼネコンが東京都世田谷区内の約120坪の一等地に5階建てマンションを建設している。
だが、この土地の所有者は、この建設の事実を知らない可能性が高い。否、この土地が自分の所有になっていること自体、知らない可能性も高い。
なぜなら、この老女は現在、ある老人介護施設で軟禁状態にあると思われるからだ。そして、つい最近までこの土地は旧大蔵省所有で、この老女はこの土地を賃借していた関係にあったからだ。
上場企業がこんなマネをするとは、倫理上も、リスク上も信じがたいのだが、そう思わざるを得ない動きが起きている。