＜連載＞宝田陽平の兜町アンダーワールド（１２６）「ニューディール」５億円増資仲介者の正体

昨年末、約５億円の新株予約権を投資事業組合に割り当てた、ホットヨガ経営、マザーズ上場１号の「ニューディール」（東京都新宿区）。
上場時は「リキッドオーディオ・ジャパン」と名乗っていたが、スキャンダルが連続して勃発。社長が逮捕され、社名を何度も変更して今日に至っているが、業績は一向に上向かず業態変更を繰り返し、元大蔵官僚や逮捕された西田晴夫側近始め、怪しい面々が資金調達に介入することで何とか生き延びているのはご存じの通り。
株価がわずか数円で上下する（写真＝株価チャート図参照のこと）、まさに“危ない上場企業”の代表銘柄。
それでも、また５億円分の新株予約権の引き受け手が現れたわけだが、その仲介者が判明した。