アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(125)吉本興業で新たな内紛か

時間の問題と言われながら、未だ中田カウスは逮捕されない。それどころか、カウスを立件するかどうか判断する立場にある大阪地検公安部長の異動が決まったり、来る3月までカウスの吉本主催のスケジュールが入っているなど、何やら雲行きが怪しくも……。
それはともかく、このカウスの疑惑、大きな構図でみれば、東証1部、お笑い最大手「吉本興業」(大阪市中央区)の経営権を巡って、カウス(その背後に大崎洋代表取締役副社長を中心とした現経営陣)VS創業家・林家の対立のなかで出て来たもの。そして、カウスの独占手記を取り上げたのが『週刊現代』(冒頭写真記事右側)、林マサ氏の方が『週刊新潮』(写真記事左側)と、週刊誌の代理戦争のような感じで昨年、火がついたのはご存知の通り。
現状では、カウスは逮捕予定、林家・長男は窓際に追いやられ、現経営陣の勝利といっていいが、今回、新たな動きが聞こえて来たのは林家陣営において。

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