アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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当局が狙う、旧・日本ファーネス工業増資で暗躍した西田晴夫グループ

現経営陣が旧経営陣を切ったことで、いよいよ西田晴夫グループ摘発の準備が整ったとの見方が出ており、全国紙記者も取材に動いている。
省エネ型工業炉用燃焼機器、住宅販売が柱のジャスダック上場「NFKホールディングス」(旧・日本ファーネス工業。横浜市鶴見区)は、この5月18日、当時の同社役員2名と、「クェスト・ビー」(右写真は東京都中央区の入居ビル)、代表の本多俊郎氏に対し総額約15億円の損害賠償請求訴訟を東京地裁に提起した。
同社は2004年7月、43億円の資金調達をしたが、その際にスキームを作った本多氏、そして2人の当時の役員は、これほどの資金を必要としてなかったにも拘わらず過大に調達した。そして、うち少なくとも本多氏が責任者だった投資事業組合に出資した16億円は無駄な資金で、しかもこの投資は回収不能になったから連帯して支払えというもの。
今年1月29日に同社の「特別調査委員会」が出した最終報告では、本多氏等被告訴人は特別背任罪の共犯とまで言い切っている。
(左写真=情報誌『FACTA』07年7月号記事。西田グループのことが載っている)

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