外資ファンド「サーベラス」(本社・米国)といえば、わが国では「毎日新聞」に、地上げの際に暴力団関係者に利益供与したと報じられ(写真)、これに対し、同社は提訴したもののその後、不可解な和解となったのは未だ記憶に新しいだろう。
その同社はいまも「あおぞら銀行」の筆頭株主(約37・5%)、また買収した国際興業を通じて実質、「帝国ホテル」の第2位株主(約6・4%。今年10月に三井不動産へ33・2%分を売却)、また近く再上場すると見られる「西武ホールディングス」の筆頭株主(19・8%)であるなど、その動向が注目される存在であることに変わりはない。
そのサーベラスに関し、とんでもない情報が飛び込んで来た。