「驚速」や「特打」などの個人向けパソコンソフトシリーズでもお馴染みの個人向けパソコンソフトウェア販売大手、マザーズ上場「ソースネクスト」(本社・東京港区」の松田憲幸社長(横写真・「日経新聞」07年11月7日記事より)の過去に関する告発本が3度中止になっていたことが関係者の証言などで明らかになった。
本紙は2度の発売中止に関しても過去、報じている。
1度目は2004年12月ごろのことで、初版2000部は刷られた(横左写真)ものの買い占めされ、増刷分も店頭に出回る前に処分された。
2度目は昨年12月のことで、事前に出版を察知した松田社長は出版禁止の仮処分を申請。これが認められた(これ自体、「言論の自由」の観点から実に由々しき問題)。それに対し、出版社側は異議申し立てをして争うとしていたが、結局、出版されることはなかった(すぐ上右写真の書籍)。
この間、圧力と共に、裏で金銭が動いた可能性も十分ある。
そして3度目が今年8月ごろのことだ(以下にその幻の書籍の表紙と目次を掲載)。