アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(108)「トランスデジタル」が完全子会社化した会社の正体

ジャスダック上場のシステム開発会社「トランスデジタル」(東京都千代田区)といえば、本紙でも既報のように“危ない上場企業”の一社。  何しろ、07年3月期の連結決算は、最終損益が売上高に匹敵する実に約57億円の赤字(前期は約22億円の赤字)だったのだから無理もない。  この8月にはジャスダック証券取引所から、適時開示体制や内部管理体制について改善報告書の提出を求められたことも。同社の増資を引き受けた投資事業組合が株式を売却し筆頭株主でなくなったことの開示が遅れたなどしたためだ。  こうしたなか、株価は今年に入って“危険基準”の50円を切るようになり、現在は21円(11月21日終値)にまで下落している。  そんな同社だが11月9日、取締役会を開いて、ワイン輸入販売会社の株式を100%取得し、完全子会社化すると発表した。取得価格は1000万円になるという。  この会社、「インターサービス」(東京都港区)。  同社代表は別人だが、同社役員に親族が就いているなど、実質、外車販売「インターオート」を経営する野呂周介氏の会社なのだ。  その野呂氏はあのマザーズ上場「モック」の株式を所有していたこともある。また、過去には「毎日新聞」が外資サーベラス系企業が暴力団関係者に利益供与したと報道して社会的問題に発展した東京・南青山の地上げでも「ゼゼコーポレーション」という会社を通じて野呂氏の関与が囁かれていた。その他、子会社を通じての「大盛工業」に関する風説の流布容疑で逮捕・起訴された大場武生被告に失踪直前、数千万円貸していた(未返済)。…

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