アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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どこまで迫れるかーー「岡本倶楽部」の背後に弘道会!?

 本紙予告通り、ついに「岡本倶楽部」を巡る件が事件化した。 警視庁、静岡県警、兵庫県警などの合同捜査本部は2月7日夜、大東正博元オーナーらを組織的詐欺容疑で逮捕した(冒頭写真=「朝日」「毎日」本日1面記事)。  全国紙記事でも報じられているように、捜査本部は、全国約8000名から集めた200億円超の預託金の一部が暴力団に流れた可能性が高いとみて全容解明を進めるという(左写真は、大東容疑者逮捕を報じるNHKニュース)。 本紙はこの岡本倶楽部の件、いち早く詳細を報じており、そのなかで暴力団も関わると思われる具体的な事例についても報じている。 警察当局は現在、暴力団のなかでも、わが国最大組織・山口組内で最大の勢力を誇る弘道会壊滅に向け最も力を入れているが、岡本倶楽部と弘道会は接点があり、本紙はその件も報じている。 詳細は同記事をご覧いただきたいが、昨年7月24日に報じた「当局が狙う、『岡本倶楽部』と『弘道会』との接点」がその記事。  同記事では、あえてどのホテルか明かしていないが、それは静岡県賀茂郡東伊豆町の「熱川温泉ホテル」(横写真)。 同ホテルの所有は一旦は岡本倶楽部の関連会社「岡本ホテルシステムズ」(東京都中央区)の所有になっていたが、その後、名古屋市内のMという会社に所有権移転している。 謄本によれば、岡本ホテルが所有した際、同じ静岡市内の別会社が2億5000万円の根抵当権を設定しており、ある関係者は、この静岡市内の両社は密接な関係にあり、実質、「借金の片にホテルを奪った」という。 そして、根抵当権を設定した会社は弘道会に極めて近い関係にあると漏らす。 ところで、岡本倶楽部は他の暴力団との関係も窺える。 そちらは、本紙では昨年8月13日、「これが『岡本倶楽部』が起死回生を狙った12番目のホテル(その末野謙一氏も関与!?」記事で触れている。  京都府京丹後市の「リッツ京都久美浜」(仮称。横写真)がその舞台で、同ホテルを所有するのは兵庫県神戸市のKという会社だが、その実態は不明。住専大手借り手で名が上がり、塀の中に落ちたこともある末野謙一氏といえば、その筋との関係は有名で、このホテルを巡っては山口組系の別の有力直系団体Kの名前が上がっている。 この他、上場廃止になった「トランスデジタル」の増資資金18億円が、「サリアジャパン」なる会社に流れているが、このサリアジャパンについても背後に暴力団が付いているとの情報がある。 「今回、逮捕された大東を始めとする岡本倶楽部の幹部は、神戸市出身で元不良。仲間のなかには、その世界に入った者もおり、そもそも接点があった。系列ホテルは新築したものではなく、中古物件を買収したもの。その買収の際の権利関係の整理、また資金源として暴力団関係者と接点を持ち、その後、彼らに首根っこを押さえられ、預託金のかなりを彼らに上納せざるを得なくなったようだ」(捜査関係者)…

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