アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

山田洋行マスコミ接待疑惑報道に関してーー朝日新聞社から本紙への抗議文

冒頭に掲げたように、朝日新聞社から「抗議文」が届いた。  忙しいので放置しておいたところ、向こうが求める回答期限当日には、広報部長が直々に本紙に電話して来て再度、対処を求められた。  そこで、「削除する気はない」、「提訴するならすればいい。この疑惑の白黒がはっきりし、マスコミ業界全体にとってもこうした問題を考える上でいい機会だ」旨、お話し、こちらから電話を切った。  すると今度は11月6日、朝日新聞の代理人弁護士から同様の記事削除、謝罪を求める「通知書」が届いた(横写真)。  朝日新聞社が問題としているのは、本紙が10月25日に報じた「一連の元専務・守屋前次官報道の裏でーー『山田洋行』による大手マスコミ接待ゴルフ疑惑浮上」なるタイトル記事。  このなかで、招かれたマスコミ6名のなかに朝日新聞社の記者もいるとされると記した点だ。  だが、この記事は決して本紙のスクープではない。  本紙が報じた同日、『週刊新潮』が「新聞記者も業者のゴルフ接待を受けていた!」というタイトルで、先日逮捕された宮崎元伸「山田洋行」元専務の特別手記として3頁記事を掲載している(横写真)。  本紙はあくまで“疑惑”としているが、こちらはタイトルの様に断定。6?70万部を誇る『週刊新潮』と、本紙では影響力も雲泥の差があるが、同誌が抗議を受けた事実はない。  この差は何かというと、『週刊新潮』は「大手新聞2社の記者3名と、テレビ局2社の記者3名」と社名を伏せているのに対し、本紙は社名を載せた点だろう。  実は本紙・山岡も別の週刊誌の取材で宮崎氏へのインタビューを行っており、その際、同様の話が出た。だが、その週刊誌では先に『新潮新潮』でその話が出ることを知り、その部分は掲載しなかった。そこで、本紙でも報じた次第だ(宮崎氏に許可を得て録音したテープもあるし、その場にはその週刊誌記者2名も同席)。 『週刊新潮』も掲載したのは、宮崎氏という未だ山田洋行の内部情報を取れる人物が、実名を出し堂々とその事実を明かしたから信ぴょう性が高いと判断したからだろう。本紙もそれは同様だ。  だが、人一倍プライドが高い朝日新聞社としては、ともかく実名を出されたことが許せなかったということだろう。  それにしても、他社ならまだしも、その問題とされている記事でも書いたことだが、「朝日新聞」の1面で、まだ当時は逮捕もされてなかった1民間人の宮崎氏の写真(横写真)を、それも山田洋行側が雇ったと思われる興信所が撮影したものの提供を受けてまで唯一掲載。そうしたプライバシー侵害までしておいて、よりによってその朝日が抗議文を出して来るとは驚いた。  世の中全体が右傾化するなか、いろいろ問題があるとはいえ、朝日新聞社には頑張って欲しいと常日ごろから思い、たくさんの現場記者にいろいろ協力もして来たつもりだが、その挙句がこの仕打ち……。  新たな動きがあり次第、この件は今後も順次、報じて行くつもりだ。  なお、記事を書くのに忙しく、時間を浪費したくないので、この記事を報じることで、朝日の弁護士への「返答」とさせていただく。…

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