アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

地検が乗り出したPCI・荒木元社長の特背疑惑ーー9000万円は、石垣島ホテル巡るトラブル処理に消えた?

この疑惑、いま地検担当の大手マスコミ各社は、不動産業界ではかなり有名なT弁護士、このT氏を代理人とする自称フィクサーのY氏本人の取材を精力的に行っている。 なぜなのか?  実に興味深い記事が、去る10月28日に「朝日新聞」朝刊に掲載された。 要点をごく簡単に述べると、東京地検特捜部が解明を目指しているのは、PCIのグループ会社「遺棄化学兵器処理機構」(東京都千代田区)が04年度に国から受注した中国の遺棄化学兵器処理についての準備段階コンサルタント料の一部が、内閣府に無断で別のグループ会社「PPM」に再委託されており、その流れのなかで消えた約9000万円。 同記事は、その9000万円のうちの約5000万円は04年4月、残りの約4000万円は同年6月、同じ都内の弁護士口座に振り込まれたと特定している。 (写真=疑惑の石垣島のホテル。PCIグループ会社が運営) 実はこの弁護士が、前述のT弁護士と見られる。そして、このT弁護士と以前から懇意なのが、この疑惑で登場する亀岡偉民代議士(横写真)とも懇意な前述のY氏と見られるのだ。 そういうわけで、この9000万円はT弁護士からY氏に渡り、そこからどこかに流れたようなのだ。 本紙が注目したのは、この時期だ。  詳細は本紙の過去記事をご覧いただきたいが、この時期、東京から遠く離れたPCIのこれまた別のグループ会社経営の石垣島のホテル占有を巡ってトラブルが発生。あろうことか、荒木氏はあの大物総会屋・小池隆一氏(横写真)にその処理を依頼し、小池氏は某組織の10人近い組員と共に現地に乗り込んでいた。 「トラブル相手に、八重山警察に告訴されたのもこの時期。PCIなど一連のグループ会社のコンプライアンス委員会に名を連ねていた大物のヤメ検や警察庁OBも何人か現地まで出向いています」(事情通) それにしても、なぜ、そこにY氏が登場しなければならないのか? 「Y氏はそういう裏の処理に長けている。何しろ実績がある。日本道路公団の藤井治芳総裁(当時)解任騒動の時も、裏で亀岡氏(熊谷組出身)と共に藤井氏擁護で動いていた。その前、関西の“談合のドン”とも言われた平島栄・西松建設相談役が内部告発を行った時もそうですよ」(同) ヒントをいえば、このY氏、体操のオリンピックメダリストで、現在、タレント活動もしている池谷幸雄氏(上写真)と浅からぬ仲にある。…

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