本日発売の『週刊ポスト』が、フジTV(正式名称はフジテレビジョン。「フジ・メディア・ホールディングス」4676。東証1部傘下。冒頭右写真は本社ビル)が主催する「ツタンカーメン展」につき、重大なコンプライアンス上の問題があったと5Pの特集記事で報じている(冒頭左写真)。
フジTVは現在、東京・上野の森美術館で開催しているツタンカーメン展(下写真)につき、開催権取得のための初期費用として3億円、その後3億円の計6億円を出資し、この資金無しでは開催に至らなかったと思われる協賛相手がいる。しかも、その相手は協賛という形で社名を出すことを強く望んでいた。それにも拘わらず、フジTVは社名を伏せ続けていたという内容だ。
本紙はこの相手につき、今年7月28日の第一報以降、すでに2度報じていた。
『週刊ポスト』も指摘しているように、この相手は、今回のファンドの問題に絡んで右翼団体から街宣を掛けられている。ところが、何を思ったのか、アクセスジャーナルと山岡個人を相手取り、8月9日付けで、名誉毀損に基づく5160万円の損倍賠償を求めて提訴していた。
ある事実を暴露しよう。