アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

「『名誉市民』愛人スキャンダル」民事訴訟ーー連帯保証人制度の悪判例になる可能性も

 本紙既報通り、昨日、大家が原告、マンションの一室を借りていた元愛人U子さんと、連帯保証していた「河北新報」社主で、仙台市名誉市民でもある一力一夫氏(冒頭右写真)を被告とする建物明渡等請求民事訴訟の第2回口頭弁論が昨22日、仙台地裁であった。
提訴されるまで、一力氏は「時効」を盾に一切支払いには応じないといっていた。ところが、提訴され、原告に今年2月29日に連帯保証契約を解除する意思表示をして来たと指摘され、裁判長に「ということは、それまでは連帯保証人だったことを認めるの?」と問われるや一転、一力氏側代理人弁護士は「それまでの滞納家賃は払う用意があります」旨、答えたというのだ。
この日は法廷ではなく、非公開の部屋で、和解を前提にした話し合いになっていた。
これに対し、大家も約3年分の家賃滞納に対し、約2年半分払ってもらえ(U子さんには支払い能力なし)、U子さんが建物を明け渡してくれるなら和解に応じてもいいという感触だったとU子さんはいう。
だが、これで和解になったとして、それで解決とはとても思えないなのだ。
(冒頭左写真=「夕刊フジ」8月22日付記事)

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧