アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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慶應・医療過誤訴訟ーー遺族側に立った証言をした向井准教授を懐柔!? だが、動かぬ証拠が存在

 医療過誤で娘(享年26)は亡くなったとして、慶應大学病院を開設する「慶應義塾」を被告とし、両親が損害賠償を求めている民事訴訟(千葉地裁松戸支部)につき、6月8日、証人尋問があり、慶應大学の向井万起男・病理診断部長(左写真)が、予想通り、“爆弾証言”を行ったのは本紙既報の通り。
向井氏は慶應大学の准教授でもある(宇宙飛行士・向井千秋氏=下写真=の夫でもある)が、被告・慶應側ではなく、原告・遺族側の証人として出廷。

 慶應側は亡くなった患者の子宮肉腫は「良性」と診断し、経過観察としていたところ、実際は「悪性」で、気づいた時には手遅れだったというが、病理診断部のトップで、実際にその患者の病理診断をした向井氏は、主治医に「悪性」と伝えたし、向井氏が「良性」と診断したとされる証拠のカルテについては、「私の知らないところで勝手に記載したこと」、「サインも自分はしていない」旨、証言したのだ。慶應側が慌てふためいたのは容易に想像できるだろう。
それから2カ月以上経過ーーその証言後、テレビ局や大手紙も取材に動いていると聞いていたので、ほどなく大きく報道されると思っていたのだが、そういう報道は皆無。どうしたことなのか?
(冒頭写真=「週刊新潮」5月24日号記事)

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