相変わらず人気の高い、地域政党「大阪維新の会」を率いる橋下徹・大阪市長――その人気の原因が、公務員、霞が関の官僚、既成政党など「既得権益」勢力が相変わらず跋扈し、大阪はむろんわが国全体にも閉塞感が漂うなか、現実的かどうかはともかく、そこに風穴を空けてくれそうだという期待からであることは誰もが認めるところだろう。
ところが、その橋下氏の最大ブレーンが竹中平蔵氏(横写真)で、スポンサーが(関西)財界と知っても、なお応援するだろうか!?
竹中氏といえば、新自由主義者で、小泉内閣で金融担当大臣、総務相などを務め、構造改革路線を突っ走った。結果、今日の格差社会へと導いた張本人だろう。