さすがに無視できなくなり大手マスコミでも取り上げられているが、7月29日(日)、首都圏反原発連合が呼びかけた脱原発の「国会大包囲」に20万人(主催者発表)が集まった。
国会周辺、首相官邸前、さらには永田町近辺の歩道は人、人、人で埋め尽くされた。
とりわけ、国会議事堂正門前の広大な車道(片道3車線の計6車線)は厳重に立ち入りが規制されていたが、まるでダムが決壊するかのように、どこからか人が歩道から車道に溢れ出し、その人の大波は正門付近まで押し寄せた。
これに対し、警視庁は警察車両を横並びにし、警官隊にスクラムを組ませ、何とか押しとどめようと駆け回った。その過程で、2名の逮捕者が出た(公務執行妨害容疑)。毎週金曜日の官邸前デモでは、まだ逮捕者は出てなかったが、ついに国会周辺で逮捕者が出た。