7月8日に報じたこの疑惑、7月19日に古賀誠元運輸大臣(冒頭写真。元自民党幹事長)の元秘書と被害者側の話し合いが行われる予定だった。ところが、被害者側が出向くと何と来ていたのは代理人弁護士だけ。本人は事前の連絡をまったくすることなく、欠席だったというのだ。
未だ古賀氏の威光が効くとでも思っているのか、要するに、危機感も罪悪感もまったく持ち合わせていないようだ。本紙では前回、あえて元秘書の実名、詐欺疑惑の舞台に使った天下り道路関連会社の社名を伏せていたが、以下、紹介し、解説する。
(上写真=元秘書の使用していた名刺)