本日発売の『週刊大衆』(双葉社)が3頁で、「原子力ムラ」を告発する記事を載せている。
大衆といえば、半ば、エロ雑誌の類とはいえ、キオスク、コンビニ、書店とどこでも手に入る、30万部近く出ている雑誌。
3・11からすでに1年3カ月経つが、わが国のこの手の大手雑誌で、ここまで真正面から「原子力ムラ」を告発した記事はそうないのではないか。自画自賛するわけではむろんないが、この記事を担当したのは本紙・山岡。たまたま企画が通った結果だ。
本紙の6月7日の記事と、内容は基本的に同じものだが、興味があれば、店頭で、是非手に取ってみていただきたい。
ついでに、一言。
この民主党内のDVD抹殺事件の犯人は、仙谷由人政調会長代行だが、その仙谷氏、本日の「毎日」に登場。そのインタビューの中で、原子力の安全規制を担う新組織の設定前に大飯原発の再稼動を認めるのは手順が逆ではないかとの問いに、こうした意のことを答えていた。
「そうした規制はいまでも経済産業省の原子力安全・保安院がやっており、新しい規制組織が出来てもこの人たちが中核になるでしょう」。