アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「反原発」若手著名活動家・園良太氏の第三回公判――「ホームレス追い出しの張本人」荒木課長が証言

 東京都江東区・竪川公園でのホームレス追い出しに抗議した園良太氏(左写真の黄色マーカー円人物。東電本社前で。昨年3月23日)が逮捕・起訴された件で、昨日6月12日午後、東京地裁で第3回公判があった。威力業務妨害容疑だ(第1回公判の模様はこちら)。
 今回は検察側証人として、江東区道路課の課長と「水辺と緑の課」課長(いずれも当時)の2名が出廷した。後者の課長は本紙が過去、電話取材をした荒木猛男氏(左写真)で、ホームレスを強制排除(行政代執行)した責任者。それだけに公判への注目度は高く、38人収容の法廷に100人を超える人々が傍聴を求めて列をなした。
第1回公判もそうだったが、法廷の手前では廷吏がずらりと並び、法廷への荷物の持ち込みは禁止され、金属探知機でボディーチェックを受けるという物々しさだった。地裁入り口で、全員が荷物検査とボディーチェックをすでに受けているにも関わらず、である。反社会勢力がからむ裁判でも、ここまで警備体制が厳重であることはまず、ない。
さて公判だが、まず道路課の課長が証言。「10人ほどが水辺と緑の課のカウンターに来て、被告ら2名が『荒木を出せ』と大声で叫び、騒然としていた。これでは通常の業務が行なえないと判断し、退去命令を出したが従わないので、被告人を実力で押し出すことにした」と事件当時の様子を語り、「区民に迷惑をかけたことを反省してほしい。裁判長は厳正な処罰を」と結んだ。これに対し弁護人は、「被告人らは荒木課長と面会を約束していた。課長を呼ぶとか、打ち合わせをして事態の沈静化をはかれなかったか」と問いかけると、「そういう雰囲気ではなかった」「面会の強要に応じることは通常、ない」等と返答。
 休憩をはさみ、「水辺と緑の課」の荒木氏が入廷した。荒木氏は、まず検察側の尋問に答え、「8日、強制代執行を終えた夜、支援者に翌日の話し合いをキャンセルすると電話したが、留守電だった」「キャンセルした理由は体調不良と、現場に行けばつるし上げになると想像したから」と話し合いに応じなかった理由を淡々と語った。

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