1月14日の東京・新宿御苑での初の屋外訓練(横写真)、そして30日の神奈川県横須賀市の航空自衛隊基地への配備(3カ所目)ーー弾道ミサイルを迎撃するとされる地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3。下写真)のわが国における防衛体制づくりが着々と進んでいる。
大手マスコミは好意的な取り上げ方をしている。だが、実際のところどれだけ国民の安全に繋がるのか? 結論をいえば、まったくの税金の無駄遣い。PAC3が守ろうとしているのは自衛隊基地で、都心の住宅街はいざ有事となれば無防備状態というのは自衛隊幹部も周知の事実。だが、すでに配備が決まったことなので、あえて誰も批判しないだけのこと。真相を知らされておらず、住宅地も守ってくれるなんて脳天気に考えているのは一般国民だけなのだ。