アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(122)半月で10倍近くと、異常高騰した政治銘柄「千年の杜」

 大証2部の「千年の杜」(本社・東京都港区)が、異常な高騰ぶりを見せ、兜町で話題になっている。
今年中旬から異常な出来高と共に急騰し出し、それまで10円代だったのが、1月29日には高値147円となったのだから無理もない(写真=株価チャート図)。
同社の大株主には、上場廃止になった「丸石自転車」に関する事件で逮捕された人物、同じく上場廃止になった「アドテックス」の筆頭株主になっていた有料老人ホーム経営会社、「東理ホールディングス」の増資引き受け手など、なにかといわくありげな人物や企業が登場。以前から仕手銘柄として有名で、昨年、当局が前社長を逮捕すべく動いていたともいわれる。
債務超過で、「継続疑義」の注記が付き、かつ、直前の業績予想では下方修正しているのに、なぜ、急騰なのか。
その疑問を解くのが、某大物政治家の関わり説なのだ。

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