アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

これが「日本ファースト証券」が業務停止処分を受けた決定的証拠内部資料

 本紙でも既報のように、外国為替証拠金(FX)取引中堅の「日本ファースト証券」(本社・東京都中央区。太田清和社長=写真)は、昨年12月3日、金融庁から業務停止6カ月の処分を受け、現在も営業停止中だ。
処分を受けた主理由は、関東財務局のHPで広報されているように、「預託不足になっている顧客に取引を継続させ、他の顧客からの保証金を流用していた」(要約)からだ。
もっとも、この法に違反した優遇を同社が行っていた顧客が誰で、それがどれほど常軌を逸したものだったかは広報されていない。
ところが、本紙はそれを物語る決定的内部資料を入手したので、まずは以下にその文書を掲載する。
驚くなかれ、この顧客は3000万円ほどの預託しかしていないにも拘わらず、何とFX取引は8億円を上回る損を出していた。
カバー先のデンマークの銀行には、預託金より損失が上回った時点で取引停止とされるため、他の顧客の預託金を回していたわけだ。

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