アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(341) 「香港上場企業の怪しい株価動きと、邱永漢氏の行動巡って一部批判報道も」

「投資の神様」などともいわれ、88歳の現在も精力的に活動している邱永漢氏ーーその邱氏、4月8日から17日まで日本人投資家30名余りを伴い中国山東省の上場企業5社を訪問した。
さすが邱氏といえばいいのか、その訪問を香港の新聞が取り上げた。邱氏が最も成長力が高い上に安定していると見ており、「研究開発に力を入れている点は、かつての(日本の)ダイキンを思わせる」などと述べていると報じたところ、その注目企業、化学品大手「東岳集団」(00189/HK)の株価は4月18日高値に。
これだけなら、まあどうということはないのだが、翌19日、東岳の主要株主2人が、この18日の終値を基準に保有株の一部を売却すると、市場筋報道として複数の香港メディアが報道。
同時に、同社が新株予約権付き社債を(CB)を1億米ドル発行するとの報道も。
地元関係者が解説する。
(上写真=邱氏の訪問を報じる香港紙より)

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