アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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上場廃止になった「セイクレスト」に食い込んでいた鹿児島闇人脈

 5月20日を持って、ジャスダックに上場していた不動産会社「セイクレスト」(大阪市中央区)が上場廃止になった。
本紙でも既報のように、上場廃止になる前からさまざまな疑惑が出ていたわけだが、“危ない上場企業”の例に漏れず、セイクレストも資金繰りに四苦八苦し、限界まで資金手当に駆けずり回った結果、闇人脈の餌食にされてしまったようだ。
その一つが、本紙が「クロマグロ養殖詐欺」ではないかと既報している、元暴力団組長が代表を務め、鹿児島県警が捜査しているとされる「シールド」(本社・鹿児島県鹿児島市)なる会社との接点だ。
セイクレストが上場廃止になったのは、5月2日に破産開始決定が出たから。その一番の債権者とされるのが「天成ホールディングス」(東京都中央区。冒頭写真は入居ビル)なる会社で、その額は約7億1000万円。
シールドのグループ会社に「天成水産」なる似た名の会社もあるが、本紙がこの天成ホールディングス=シールドと見るのはもっと明白な繋がりがあるからだ。

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