本紙がいち早く報じた、騙して福島原発で安く、かつ被曝からの安全性も確保されないまま働かされる問題が反響を呼んでいる。
あいりん地区の労働者が働かされていたケースについて、ある関係者はこう証言する。
「この件では、間違いなく間にその筋が入っていた」。
そうかと思えば、東日本大震災の現場取材を続ける某記者は、こう漏らす。
現地では津波の被害で圧倒的に車が不足している。都会と違って、地下鉄などに頼れない田舎は車がなくては生活できない。そのため、その筋が震災直後から、軽中古車を大量に確保し、転売して稼いでいると聞きました(横写真は関連記事。「毎日」5月11日)。軽が多いのは、安いこともあるが、転売の手続きが簡単だからだそうですよ。
それから、福島原発事故による避難に対する金銭補償に関しても、彼らは介入しているそうです。原発の30ないし50?圏の企業を買収し、金銭補償を受ける。会社を譲る側としては、安くても早く現金が欲しいところもあれば、債務超過やペーパーカンパニーでもカネになるならという事情もあるからでしょう」
さらに、本紙ではりっぱな行為として紹介した被災地への支援活動に関しても、こんな情報がある。