アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

「アライヴ」の“錬金術”関連疑惑で、当局が動き出したとの情報 

 10・1併合、その直前に膨大かつ引き受け手にひじょうに有利な(併合前株価のわずか1・1倍の行使価格)新株予約権を発行する資金調達“錬金術”実施と並行し、原則保有のはずのその新株予約権の一部ではと思われる同社株販売の営業用チラシがFAXされる。あるいは、同社株に絡むファンド投資への誘いまで出る始末(写真は本日発売の月刊経済紙『ZAITEN』12月号より)。  こうした株式市場の良識を逆なでするような動きが多々出たからだろうか。  ついに、ヘラクレス上場の「アライヴコミュニティ」(東京都新宿区)に関し、証券取引等監視委員会だけでなく、他の当局も動き出したという情報が入って来た。  もっとも、動き出した大きな理由は、他にもうひとつあったようだ。  周知のように、10月に発行されたアライヴの新株予約権を引き受けたのは投資会社「EASTERN ALLIANCE ENTERPRISES LTD」(香港)と不動産会社「バリュー・アップ」(東京都豊島区)。すべて行使されればバリュー・アップは実にアライヴ全株式の70・9%、EAE社は25・8%を握ることになる。  その第一回目の行使が10月26日に行われ、EAE社はイキナリ19・81%の第2株主に躍り出た。行使価格は2万円。  アライヴは10株を1株に併合後も株価は14万7000円と高値を維持している(写真=チャート図)。仮に即、転売すれば相当の利益が見込めることになる。 「実は当局は、この2社の実質、支配権を持つのは西岡さんだと睨んでいる。このことも、例の事件で彼は無罪になりましたから、やはり何としても有罪に持っていきたいということで大きな動機になっているんです」(事情通)   西岡進氏ーーそう、東証2部不動産会社「菱和ライフクリエイト」の創業者にして社長だったものの広域暴力団・山口組系後藤組組長等と逮捕された。ただし、無罪になったのはご存じの通り(国家賠償請求訴訟の動きも)。  その後、本紙でもこのアライブの増資引き受けを裏で行い、無罪になったとはいえ、上場企業の社長にはまずなれないことから、菱和ライフ株を売って得た資金でアライヴの経営権を掌握することで実質、上場企業社長への復帰を目指したのでは、と報じた。  ただし、本紙の取材では最終的には、引いたとのことだったのだが……。  それでも、やはりチャンスと、今回は本当に動いたということか。   ちなみに、アライヴは今年10月、「アライヴクリエイト」というグループ会社を設立させたが、時期が時期だけに、「菱和ライフクリエイト」の“クリエイト”を西岡氏の要請を受け入れてわざわざもじったのでは、との観測も聞かれる。…

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