アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「アドテックス」事件、元暴力団組長に実刑判決

10月25日、東京地裁で山口組系元暴力団組長で、経営破たんしたコンピュータ製造機器「アドテックス」(東京都。元ヘラクレス上場)副社長だった下村好文被告(写真右。左は武部勤自民党元幹事長)に対する判決言い渡しがあった。 懲役2年4月(求刑3年6カ月)だった。 下村被告は「アドテック」が民事再生手続き中にも拘わらず、約6300万円を不正に支出したとして民事再生法違反(詐欺再生)罪に問われていた。 この6300万円の購入契約に際しては、事前に役員会に諮られた。だが、公言こそしていないものの、他の役員は日頃の言動から下村被告が組関係者と認識しており、恐くてほとんどの役員が賛成に回ったという。(武部元幹事長との関わりについては、以下に解説)  一方、一緒に逮捕された前田大作(写真。同容疑)に関しては、すでに今年9月26日に判決が下りている。 前田はほどほど知られた実業家で、下村被告の「表の顔」として同社は積極的にM&Aを展開。主導したのは下村被告だったが、判決は下村被告と同じ懲役2年4カ月の実刑だった(求刑は3年)。 この事件、闇社会関係者が“危ない上場企業”に食い込み、経営権を奪い、資産を収奪したことが事件化した珍しいケースとしてその行方が注目されていた。 だが、終わってみれば、かつて下村容疑者が所属していた組はお咎めなし(本当に関係なかったかも知れないが、下村被告の組のダミー説も出ていた)。また、冒頭写真のように武部元幹事長や文部官僚などとのを信用の売りにしていた(疑惑が表面化するまで、関連会社のHPで紹介していた)が本紙以外に責任を問うたメディアを知らない。…

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