アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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舛添要一厚労相が営業に一役買っていた、大手先物業者「コムテックス」の社員が詐欺罪で逮捕に

ついに、大手先物業者「コムテックス」(大阪市)から、逮捕者が出た。

  京都府警は10月18日、浄土宗(総本山知恩院=横写真は建物の一部。京都市)の元職員の男性から計2000万円を騙し取ったとして「コムテックス」の社員・小浜啓一(51)を詐欺容疑で逮捕した。
小浜容疑者は営業で浄土宗の当時、資金管理者だった被害者に接近、言葉巧みに取り入った。被害者自身、約9年間で教団資金の約7億円を流出させたとして教団から横領罪で告訴されているが、教団は同時にコムテックスを相手取り、損害賠償請求訴訟を提起しており、流用資金の大半はコムテックスにおける運用で穴を空けたものと思われる。
コムテックスに関しては、以前から、全国の消費者センターへの苦情が目立って多く、昨年12月には農水・経産両省から業務改善命令を受け、今年7月には業界団体の日本商品先物取引協会から2000万円の制裁金を科せられた。
  本紙は何度も内部資料などの証拠と共に、同社の隠蔽体質を取り上げると共に、同社主催の「講演会」は営業をかけるための道具であり、そこに著名人で社会的に影響も大きい舛添要一氏のような者が講師を務めるのは問題だと訴えてきた。

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