アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(99)パシコン捜索で注目される上場企業

本紙でも既報のように、世界的大手コンサルタント会社「パシフィックコンサツタンツ」(本社・東京都多摩市。=写真)の元社長・荒木民生氏等の特別背任疑惑が浮上している。  パシコンは、自社HPで自ら建設コンサル専門会社としては世界3位と豪語しているほど。もっとも、未上場なので、幸い同社株価が急落して一般株主に被害を与えるといった事態は避けられた。  だが、これだけの企業となると、すでに大きな影響が出るのでは、と兜町で囁かれている件がある。その情報とは、 しかし、売上げが伸びるのでは、というプラス情報の方だった。  それは東証1部上場の「日本工営」(東京都千代田区)。  一般の知名度は決して高くないが、パシコンをも上回る売上げを誇る総合建設コンサル企業。  本紙既報のように、ムネオハウスを巡っては因縁あるライバル企業。 「JICAからのODA絡みの使途不明金を巡っては計約17カ月もの指名停止を受け、その際にも倒産説が出た。社員が全員別会社に移り、PCIを倒産させるなんて計画も社会では半ば真剣に言われていた。グループ企業の売上げのほとんどが公共事業というのが、同社の弱点でもあるわけです。  今回、荒木氏逮捕となれば、ODAの使途不明金など比でない悪質さだから、政府側としてもさすがに仕事を出せなくなり、今回は本当に倒産もあり得ますよ」(事情通)  そうなると、会社規模からいっても、日本工営にそのかなりが回って来ておかしくないという。  ちなみに、出来高が2005年1月に極端に増えている(写真=「日本公営」チャート図参照のこと)のは、前年末にあのスマトラ沖大地震が発生、その復興事業絡みの仕事が増えると見て思惑買いしたためと思われる。それから2006年初めに株価がこの5年のなかで最高値になっているのは、その少し前に自社株買いを行ったことが主因と思われる。…

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