アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(95)政局と捜査進展具合で注目の2銘柄

 今後の政局と捜査の進展具合で、「空売り」もありと、兜町ではその動向が注目されている大手企業2銘柄がある。  一つは、すでに小泉内閣時代から一部で槍玉に挙がっていた宮内義彦氏(写真)が会長を務める総合リース国内首位、東証1部の「オリックス」(東京都港区)。   つい先日、「高知医療センター」(高知市)の前院長が賄賂を貰っていたとして、贈賄側のオリックスの子会社「オリックス不動産」社員と共に逮捕・起訴された。   捜査を手がけているのは地元の高知県警だが、東京地検特捜部も関心を持っているという。   というのも、宮内会長といえば、小泉政権下で規制緩和の旗振り役だったわけだが、高知医療センターはまさにそのなかで民間開放(PFI方式)された公立病院としては初のケース。そして、その利益に預かっているのは他ならぬオリックスグループ会社だから。  地検は同事件にオリックス本体がどう関わるか、さらに次期知事選には出馬しないと表明した橋本大二郎知事(兄の故・橋本龍太郎元首相は厚生族だった)も関わっていないか、内偵しているとの情報もある。  もう一社は、御手洗冨士夫会長(写真)率いる東証1部「キャノン」(東京都大田区)。違法な労働形態である「偽装請負」を行ったとして行政指導を受けた同社だが、民主党など野党側は参考人招致を決めたから。衆議院では無理でも、与野党が逆転した参議院では招致される可能性は高い。  周知のだように、御手洗氏は自民党の大スポンサーである日本経団連のトップでもある。「偽装請負」は格差社会の象徴でもあり、野党としては何としても火を付けたいところだろう。 キャノンの業績は極めて順調で、この3年を見ても株価はほぼ右肩上がりだが、その業績維持は偽装請負によってなされたものともいえ、その矛盾が吹き出すと……。…

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