アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

再熱した小沢一郎民主党代表団体の不動産取得問題

本紙はかなり早くから詳しくこの問題を報じたが、社会的にはほとんど話題にならないまま沈静化していた。 だが、この問題が再び持ち上がっている(冒頭写真=「毎日新聞」10月9日朝刊一面)。 その後、選挙を経て参議院で与野党が逆転。ここに来て、自民党側がなりふりかまわず蒸し返して来たのだろうが、事情はどうあれ、問題は問題だ。  さて、小沢氏の資金管理団体「陸山会」の購入した不動産のうち、東京都港区の「プライム赤坂(206号)」の一室(下左写真)はコンサルタント会社に、同千代田区の「グラン・アスク麹町(602号)」(下右写真)は財団法人に賃貸しているが、政治資金規制法は預金や国債以外の資金運用を禁止しており、これに違反する疑いがあるからだという。 だが、そんな解釈をわざわざ引っ張り出さなくても、そもそも資金管理団体の資金で不動産を購入すること自体が問題だろう。  本紙過去記事ですでに述べていることだが、「陸山会」で一番最初に購入した元赤坂1丁目のマンション(横写真)の名義は最初、「陸山会」の会計責任者・佐藤哲雄氏だった。そういう方法があるのに、なぜ、小沢氏個人(ただし、ここで小沢氏が主張する持ち主は「陸山会」代表としての小沢氏)の名義にしたのか。 以前、同様の方法で購入した玉置和郎代議士の場合、玉置氏の死後、その所有権は未亡人に移り(横写真=不動産謄本)、さらに第3者に転売された。 要するに、政治資金団体の代表としての玉置氏ではなく、個人の玉置氏の所有にしていたわけで、そういう前例もあるだけに、なおさら公的性格の極めて強い政治資金を私的に流用しているとの疑惑を持たれても仕方ないだろう。  それに、前出の両物件とも借入をしてまで購入している(横写真=両物件の不動産謄本より。ただし、プライム赤坂の方は後に抵当権が外れている)。その上で賃貸しているのだ。そこまでやるのは、不動産による運用以外に合理的理由がないではないか。…

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