アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(94)モックの増資引き受け状況

モックが10株を1株に併合すると共に、投資ファンドを割当先とする59億円もの新株予約権発行をすると発表したことは本紙でも既報の通り。  この引き受け価格だが、新株予約権発行を発表した9月7日の株価は8680円(終値)。これと同額で発行するとすれば、新株予約権の行使価格は8680円×10(10株を1株に併合するため)=8万6800円ということになる。  ところが、実際の行使価格はたったの1万5000円。ディスカウント率は実に約83%にもなるため、資金を出す者はさすがに見つかると山田信房社長(「日経」10月4日)も思っていたようだ。  ところが、その後、株価は急落を続け、この1カ月の間に4000円を切るまでに。何と4分の1にまで目減りしているのだ。  事情通が解説する。 「当初、松尾隆氏が資金調達をしようとした。ただ、すでに無理だと下りてしまったそうです。白石さんの名前が出ていたのは確かですが、実際に動いていたのは彼です」  松尾隆氏とは、兜町では有名な株式のプロ。少し前、ネジメーカーの大証2部「ヤマシナ」(京都市)を仕掛けたものの、ヤマシナから約5億5000万円の貸金返還等の訴訟を起こされている。  新株予約権引受の申込み期日は10月30日。山田社長は複数の融資先と会っているものの、9月末の時点では目処は立っていないという。…

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