2006年5月29日、警視庁組対4課などは、賭博開帳図利容疑などで、東京都渋谷区内のカジノ店「パイザ」(写真=入居ビル)を摘発、店側19名と客6名の計25名を逮捕した。
同店は05年9月から営業を始め、この間、約7億円もの利益を上げていたという。
これだけなら、よくある違法カジノ店の摘発に過ぎない。
重大疑惑とは、この捜査の課程で、有名な某政治団体代表の重大関与が浮上した件を指す。
この代表は選挙、旧日本軍の遺骨収集活動なども行っている。
さらに、北朝鮮の拉致問題解決にも奔走したことがあり、これだけ聞けば、先日逮捕された二瓶絵夢容疑者を思い出すが、知名度も政治家との関わり具合も断然、この代表の方が大きい。政治家とのつきあいは与野党問わないが、親密なのは与党側。
捜査関係者が明かす。