アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(90) 再度の株価急騰観測が出ている優良銘柄

本紙で何度も取り上げている通信機メーカーだが、数日前からまた出来高が急増、再度、高騰しそうな気配を見せている。  ご存じ、総合放送機器メーカー、東証1部の「池上通信機」(東京都大田区)がそれ。  7月24日、世界的な総合家電メーカー「東芝」が同社の第3者割当増資に応じ、約24億円を出資して20%の筆頭株主になると発表。本紙予測通り、その後、株価が急騰したのはご存じの通り。  もっともその先、株価をかなり下げる。しかし8月31日、来る9月28日に東芝が20%引き受けることが正式に発表されたことで再び急騰。その後、また下げていたところ数日前から出来高が増え、再々度、上昇に転じている。 「これまでの急騰は仕手筋が参加し、かなり強引に上げている感じがあった。だが、今回はわずかに高い買いを出し、少しだけ値を上げ、また少し高い注文を出してと、買い上がり方が上品。東芝は20%所有することになっているが、関係会社等がもっと買い占めるべく、しかし5%ルールに引っかからないように分散して買い占めている感じがする」(兜町事情通)  この観測が本当なら、徐々にながら、これまで以上の高値になるのではないか、とこの事情通は見るのだが……。 (写真は池上通信機の株価チャート図)…

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