アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

「未だに厚労省前局長の捜査を続ける警視庁の事情」

 厚生労働省の松嶋賢・前九州厚生局長(59。写真)の疑惑は、本紙でも既報の通り。 もっとも、厚労省で調査した結果、犯罪に該当する事実はなかった。ただし、国家公務員倫理法に照らして現職時なら停職などの処分もあり得たとして9月13日、自主的な返納を要請。松嶋前局長はこれに応じるとした。  これにより、事は収まったと思ったら、そうではなかった。何と未だに警視庁は松嶋前局長の逮捕に拘っているというのだ。  本紙既報のように、そもそもこの疑惑の背後にはキャリア官僚の妬みがあるとされるが、警視庁が未だ逮捕に拘る背後にも同様、キャリアの圧力があるとの見方もある。  関係者によれば、実は警視庁は今年1月から立川署に本部を置き、30名体制で捜査していたという。だが、詰め切れなかったため、このネタをマスコミに流した。  新聞などで突如、降って湧いたように思われたこの疑惑だが、そういう背景があったというのだ。  その結果、厚労省の監察も動いて、松嶋氏と問題の社会福祉法人との疑惑について、キャリアなど9名の参考人聴取も行ったという。だが、やはりシロとの結果。 「それにも拘わらず、警視庁から厚労省側に、“うちでもう一度、この9名から事情を聞いていいか?”旨の連絡があったそうです。厚労省はいちおうOKしたそうですが、もちろん、内心面白いはずがありません。  なぜ、これほど拘るのか? 実は立川署でやっていた時も、なぜ、これほど逮捕に必死になるのかとある管理官さえ疑問に感じて反発、途中で担当を降りたと聞いています。今回も、厚労省の松嶋氏を快く思わないキャリアから警視庁のキャリアに対して要請があった結果ともいわれます」(事情通)  警察病院(写真は「東京警察病院」)の医師確保など、警視庁を始めとした警察は厚労省と浅からぬ関係にあり、キャリア同士の関係は他省庁以上に深いともいわれる。  …

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