アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

「農水省と4県が調査ーー国産偽装で事件化必至。うなぎ業界は大パニック」(?)

 去る8月30日、テレビ朝日「スーパーJチャンネル」(毎週月?金曜。午後4時53分?7時)で「うなぎ産地偽装」に関する特集が放映された(写真2点とも)。  取材班は関西空港に空輸されて来た生きたままパック詰めされた台湾産うなぎの行方を追跡。トラックに積まれたそのうなぎは大阪南港から船で宮崎港へ。そして同市内のうなぎ養殖場に入って行くところを撮影している。  なぜ、生きたままの大人の台湾産うなぎを、国内の養殖場が仕入れる必要があるのか?  結論をいえば、この養殖場では、そこで養殖している国産うなぎに、そのまま台湾産うなぎを混入させ、すべて国産として卸業者に販売しているようなのだ。  取材班は後日、その養殖場社長を直撃。  「うなぎを輸入していない」という社長に、関空から追跡していたことを告げると、その社長はあっさりと「偽装」していたことを認めたのだった。  まさにスクープ映像といっていい。   おまけにこの偽装業者、組織の末端ではなく、 最大の“大物”とも言われる。しかも取材班は、輸送中に死んだ台湾産うなぎを白焼きし、国産として販売していた偽装業者も特定している。  そんなわけで、うなぎ業界は大騒ぎになっていたなか、それからわずか半月余り後の9月14日、さらなる衝撃が業界を襲った。  この宮崎県の業者も含め、すでに8月から管轄省庁である農水省や県は合同で立ち入り検査を行い、押収した帳簿や仕入れ伝票などから偽装ルートを特定、早ければ今週にもJAS法違反(産地の虚偽表示)で処分するとの報道が一部テレビや新聞で報じられたからだ。  しかも、合同で立ち入り検査した県は宮崎県だけでなく、福岡県、熊本県、鹿児島県と計4県、対象業者はうなぎ輸入業者から卸・加工業者などまで実に10数社に及ぶというのだ。  これほど大規模な調査が行われるのは前例がなく、一業者の偽ミート事件どころではなく、一大偽国産うなぎ事件に発展するのは時間の問題といった様相なのだ。(つづく) (写真2点とも、前出「スーパーJチャンネル」映像より)…

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